POW BAR PEOPLE:山﨑喜宏(GREEN FOOD CAMPER 料理人)

POW BAR PEOPLE:山﨑喜宏(GREEN FOOD CAMPER 料理人)

POW BAR PEOPLEでは、POW BARを日常の中で楽しんでくださっている方たちの仕事、暮らし、食べ方などをご紹介。山や海、街や旅先、仕事の合間や朝の時間。それぞれのライフスタイルや、食との向き合い方などをお伝えしていきます。


"おいしくてカラダにいい"、無理しない食の心地よさ。

湘南の海の近くで暮らしながら、GREEN FOOD CAMPERの料理人としてイベントやマーケット、フェスなどでオーガニック・プラントベースの食事やドリンク、スイーツを届けている山﨑喜宏さん。食との出会いから、これからつくりたい場所のことまで、ゆっくりお話を聞きました。

Words & photos by Yuki Masuko
Additional photos by GREEN FOOD CAMPER

 

Q. GREEN FOOD CAMPERを始めたきっかけは?

いつか夫婦でカフェみたいなお店をやりたいという気持ちは、ずっとあったんです。「じゃあ大切な友達やお客さまにどんなごはんを出したいかな」と考えた時に、カラダにいいものがいいなと思って。自分たちは全然ジャンクフードで育ったんですけどね(笑)、そこからマクロビとかローフードを知って、勉強し始めました。

ローフードを21日間続けるという体験をした時に、カラダが軽くなったり、頭がすっきりしたりと、すごく変化があって。食べるものでカラダだけじゃなく、思考やマインドも変わるんだということを、そこで初めてちゃんと感じました。それがきっかけで、プラントベースをメインにやっていこうと思いました。

 

Q. 最初はどんな活動から始まりましたか?

最初は近所の小さなイベントやマーケットへの出店でした。妻がグリーンスムージーを出して、僕がグルテンフリーのスパイスカレーを作ったり。

そのあとご縁があってキャンピングカーを手に入れて、大きめのフェスにも出るようになりました。当時は、フードトラックでプラントベースやオーガニックをやっているお店が本当に少なくて。「自分たちがイベントに行った時に食べたいものがない」という感覚が、そもそもの出発点でもありましたね。

 

Q. メニューづくりで大切にしていることは?

ずっとあるのは、「肉を使わずに、どれだけおいしくできるか」ということ。肉を使うなら、別に僕らじゃなくてもいいと思っていて。植物性の素材だけでも、ちゃんと満足感があって、おいしいものを作りたい。スパイス料理が好きなので、最近だとカオソーイとか。東南アジア系の料理は、僕らが暮らす湘南の海近くの空気感にも合う気がしています。

あと、麹や発酵調味料がすごく好きで、玉ねぎ麹や醤油麹を自分たちで仕込んだりもしています。昔からある日本の発酵文化って、やっぱり体にいいなと思うし、そういう伝統をつないでいきたいという気持ちもありますね。

 

Q. 食に対する考え方は、昔と変わりましたか?

かなり変わりました。食べるものでカラダが作られるということを実感して、それによって思考やマインドも変わるんだと気づいたことが大きかったです。ただ、ストイックになりすぎるのも違うと思っていて。普段は肉も魚も食べますし、ジャンクフードを食べることだってあります。

「カラダにいいから我慢してこれを食べる」ではなく、その時自分がおいしいと感じるものを、バランスよく食べることが一番かなと思っています。

 

Q. POW BARをどんな時に食べていますか?

朝食代わりでも食べますし、スポーツのあとにちょっと小腹が空いた時にも。

POW BARは"お守り"みたいな感覚があるんですよね。移動中とか、忙しい日とか、バッグに入っていると安心するというか。外にいると、自分が食べたいものがすぐ手に入らないことも多いじゃないですか。そういう時にあると、本当に助かるんです。


 

Q. お気に入りのフレーバーは?

FIG HAZELNUT & CHOCOLATE CHIP。イチジクとチョコのバランスがとても良くて、食感も前より柔らかくなって食べやすい。はじめて食べた時に「うまっ!」って夫婦で盛り上がりました(笑)。

"カラダにいいから、添加物が入ってないから"ではなく、"食べておいしい"と感じることがすごく大事だと思っていて。「うまい」って声に出てしまうのは、やっぱりそこをちゃんと大切にしているんだと思いますね。

 

Q. これからやっていきたいことは?

キャンピングカーを手放してしまったので、いつか自分たちの店を持ちたいです。ただの飲食店というより、ライフスタイルショップのような場所にしたくて。食だけじゃなく、瞑想やコミュニティ、ギャラリーなども含めて。人が自然と集まって、会話が生まれて、心地いい場所。食事をしてもしなくても、ゆっくりしたり、誰かと話したり。そういう、本質的な喜びを感じられる場所を作れたらいいなと思っています。

 



山﨑喜宏
@greenfoodcamper / @yotttchan

GREEN FOOD CAMPERの料理人。拠点を持たずにイベントやマーケット、フェスなどでオーガニック・プラントベースの料理やライフスタイルを提案。「大切な人にはカラダにいいものを」という想いを軸に、素材と向き合いながら、身体にも心にも心地よい食のあり方を探求。

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