POW BARを1本食べるとペットボトル約1本分の
廃プラスチック*が自然界から回収されます

*1Bar / 1. 6g × 11. 25=18g 世界基準の500mlプラスチックボトル約1本分(Source: rePurpose Global)

わたしたちのエナジーバーはプラスチックで包装されています。

より環境に優しい包装素材を常に模索していますが、様々な理由から納得できる代替品の答えをまだ出せていません。

ですが廃プラスチックによる環境汚染は深刻化が進み、すでに地球の生態系やわたしたちの暮らしに悪影響を及ぼしています。

わたしたちに今できることはなんだろう。

The POW BAR Co.はrePurpose Globalの取り組みに、売り上げの一部を寄付しています。

【プラスチックネガティブ認証】

プラスチックネガティブとは、プラスチックの使用・排出量を上回る回収・削減を行うという行動のコンセプト。POW BARでは、生産過程でエナジーバー1本に使うプラスチックの11.25倍の量*を自然界から回収しリサイクルする活動を支援しています。

認証制度を発行している rePurpose Global(リパーパスグローバル)は世界規模でプラスチックネガティブを推進するプラットフォーム。個人や企業のプラスチック フットプリントを測定・相殺し、将来的な削減計画を立てている企業に「プラスチックネガティブ認証/プラスチックニュートラル認証」を付与し、廃棄物の削減、生活の再生、自然バランスの回復のために活動するイノベーターを支援しています。

  • POW BAR1本の生産工程で使われているプラスチックの量を計算し、廃プラスチック回収量に合わせて支援金を決定。

  • POW BARの売り上げの一部をインド・ゴアにあるイノベーターへ寄付。海岸などから廃プラスチックを回収し、その管理とインフラ改善に役立てています。

  • 回収された廃プラスチックは、焼却や埋め立てをせずに、種類ごとに分別して再利用可能なモノへ加工したり環境に配慮した燃料として使われます。

  • POW BAR1本の購入は、その生産過程におけるプラスチックの11.25倍の廃プラスチック(ペットボトル約1本分)を自然界から回収することにつながります。

FAQ

自分たちのビジネスの枠にだけに収まらず
世界規模で環境問題に向き合うプラスチックネガティブ

折りたたみ可能なコンテンツ

なぜ商品を製造・販売している日本ではなく他国の地域社会へ貢献しているのですか?

汚れが付着していたり異物が混入されているようなプラスチックごみをリサイクルするためには、分別と洗浄が必要です。しかし、日本を含む先進国では「資源」という名目でアジア諸国へ輸出されています。海洋プラスチックの排出源となっている国のほとんどが東・東南アジアの国々ですが、その多くはわたしたち先進国から排出されるプラスチックごみも含んでいます。2021年以降のバーゼル条約によってその数は減少しましたが、廃棄物処理に十分なインフラを備えていない受け入れ側も多くプラスチックによる環境汚染を防ぐことができていません。廃プラスチック汚染はその国固有の問題ではなく、世界的な問題なのです。管理しきれないほどの廃棄物を引き受けざるを得ない国々の廃棄物処理をするイノベーターを支援することは、プラスチック汚染を解決するうえでとても重要なことだと考えています。

支援している地域社会にはどんな影響を与えていますか?

リパーパス グローバルのパートナー組織と共に廃棄物処理をする労働者は、わたしたちがプラスチックネガティブを達成するためにはなくてはならない存在です。しかし彼らの環境保護活動は社会から疎外されたコミュニティの中にあり、多くは過酷な労働環境に耐えながら貧困の連鎖から抜け出せない子どもたちなのです。彼らはリサイクルが難しく価値が低いとされているプラスチック廃棄物(ポテトチップスの包装など)を回収し、再利用可能なモノへ加工したり燃料に変えています。わたしたちの売上の一部は、彼らのような廃棄物処理の労働者たちが正当な補償を受けて暮らすための資金としても使われています。

活動における環境や社会への影響はどのように検証しているのですか?

リパーパス グローバルは厳しい検証手段を採用しています。リサイクル施設での自発的な抜き打ち検査、プラスチック回収とオフセットに関する報告書、そしてプラスチック オフセット規約がきちんと守られているかを確認。この規約は、廃棄物管理をするパートナー組織がリサイクル業務を不当な扱いを受けることなく効率的に行うための業務ガイドラインとされ、結果的には廃棄物の回収と処理率を上げると共に、労働者の生活が守られるように設定されています。

プラスチックネガティブは環境汚染問題の長期的な解決策ですか?

まず前提として、わたしたちの世界は人類が直面している最大危機である気候変動に対して十分な資金を投入できていません。各国の政策は遅々として進まず、機関投資家は積極的に投資するために必要なリターンを見出せず、慈善活動もまた単に資金を投下するのに十分だとはいえません。ですが、今ここで環境危機に警鐘を鳴らし解決に向けて行動をおこさなければ、この地球を失ってしまうことになるでしょう。プラスチックネガティブは解決策のひとつでしかありません。寄付金はすべて世界各地の廃棄物管理のインフラ改善と拡大に投資され、より多くのプラスチック廃棄物を処理できるようにしていますが、わたしたちだけでは廃プラスチック汚染を終わらせることはできません。この危機を解決するためには、もっと影響力のある大きなブランドが立ち上がる必要があります。わたしたちのようなたくさんの小さな企業がプラスチックネガティブになることで、より大きな企業に圧力をかけ、プラスチック廃棄物革命に参加するよう促したいと考えています。